ネットで新大久保の記事を読むたび、必ず見かけるワードの一つが「混雑」。
果たしてそうでしょうか?
まるで四六時中賑わっているかのような印象には、ちょっと疑問符。
そこで人出と飲食店の混み具合をチェックしつつ、街並みを歩いてみました。
メディアが切り取る雑踏とは、ちょっと違う新大久保もあるんです。
2022年5月4日(水)9:45の新大久保

この日はGWの中盤で快晴。絶好の新大久保日和ですが、朝方なので人はまばら。
コスメなどの小売店も、まだまだ余裕。

本日の目的はでりかおんどる2号店。ランチタイムは10:00から。

入店は10:00丁度。この時間なら、席のゆとりも充分。

急かされることなく、ゆるりと韓国料理を堪能。ごちそうさまでした。


周辺を散策して駅に戻ると、人出は一気に増加。ピークタイムに向け、一層、賑やかになってきます。

2022年5月6日(金)15:20の新大久保

今度はランチタイムを外して来訪。若干曇りがちですが、相変わらずの人だかり。
とは言え、人波と店の混み具合は比例しません。
大久保通りを歩いて、でりかおんどる1・2号店、味ちゃん等の人気店をのぞいてみましたが、どの店も行列はなく、スムーズに入店可。


念のため、徒歩圏内の他店もチェックしましたが、どこも似たりよったり。
ランチタイムが16:00までの店もあるので、ゆっくり食事を楽しみたい方には穴場の時間帯。

2022年5月7日(土)11:20の新大久保

普段なら絶対来ませんが、あえてピークタイムに突入。
GWと土曜日とランチタイムが重なって、駅中から混雑は最高潮!
拡声器で呼びかける駅員さんも、お馴染みの風景。ご苦労さまです。

駅近の店舗は既にイッパイ。外で待っている方もチラホラ。

やや離れたイケメン通りでも、既に行列が(写真右)。


ただ、12:00以降のピークタイムでも空きが目立つ店舗は幾つかありました。正直、ちょっと避けたい気もしますが。
2022年5月8日(日)8:20の新大久保

いくらGWの日曜日とは言え、この時間帯はガラガラ。誰もいません。まるで放課後。
大久保通りはゴーストタウン状態。




こんな時間に来てどうするの?
…な〜んて思った方もいるかしら?
実は24時間営業の店があるんです。

明洞のり巻きはその一つ。
ランチ時は混雑必至の人気店ですが、朝はゆったり。

店内は賄いをいただいてる店員さんと女性客が一人だけ。
8:30頃の入店で9:00過ぎまでいましたが、来客は一組のみ。10:00くらいまで、のんびりと食事を楽しめます。

しかし、この閑静な一時は、わずか2時間ほどで終了。それ以降は、あっ!と言う間に、人・人・人。



いつもの光景に戻ります。
【まとめ】新大久保の混み具合
飲食店の混雑が起こるワケ
主な要因は訪れる方の大半が女性であること。特に飲食店では顕著。
・女性は会話を楽しむ
・女性はゆっくり食べる
・韓国料理はひたすら熱い
ガツガツと早飯上等!の男性と違って、女性はおしゃべりも食事も、ゆっくりと楽しみます。
さらにアツアツの韓国料理を完食するには、まとまった時間も必要。
これらの要因が重なり、混雑を引き起こすと言うワケです。
オススメの時間帯は?
ここまでの過程を踏まえ、飲食店の混雑度をまとめてみました。
混雑度(★×5が混雑のピーク) | |
早朝〜9:00 | ★(ガラガラ) |
9:00〜11:00 | ★★(まばら) |
11:00〜14:00 | ★★★★★(超絶ピーク) |
14:00〜17:00 | ★★★(意外と閑散) |
17:00〜深夜 | ★★★★★(再びピーク) |
平日と土日祝で、混み具合の差はほぼありません。基本的には屋内での行動(ショッピング or 飲食)がメインなので、多少の風雨も影響ないです。
これらを考慮すると、やはり11:00までの入店(オープン直後)がオススメ。ピークタイムでも、駅から10〜15分ほど歩けば、(ある程度)空いている店もあります。
ただ、女子向けのカフェには、朝から晩まで行列の耐えない店もあるため、どうしても入店したいなら、諦めて並ぶしかありません。

事前予約等も確実ですが、質の悪い客と重なることもあるので(やたら騒ぐ家族連れなど)、あまりオススメはしません。
最後に。
連日、薄暗いニュースが重なり、ふさぎがちになりそうですが、せめて美味しい韓国料理を食べて元気を回復、楽しい毎日を過ごしたいもの。
そしてこの記事が、その際の一助になれば、望外の喜びです。