40代に突入すると、体調のコントロールが難しくなってきますよね。
加齢と供に自律神経が乱れ、不快な症状を引き起こすこともしばしば。
一方、男性ホルモンの減少で、不調が続くこともあります。
それが男性更年期障害。
女性同様、ホルモンが減ることで、カラダに異変をきたします。
気になった方は放置せず、早目に対処しましょう。
どこで受診するの?
男性更年期外来のある(泌尿器科などの)診療所、もしくは病院で受診できます。
検査は尿検査と血液検査で、費用は¥4000ほど。
症状は人それぞれ
典型的な症状はいくつかありますが(気分の落ち込み、不眠、性欲減退など)、人によって異なるので、断言は出来ません。
原因不明の不調が続く場合は、自律神経の乱れや、加齢による体力の衰えなどもありえます。
私の場合は、こんなカンジ。
どの症状もありがちですが、いつどこで何科を受診しても、リラックス系の薬を処方されて終わり。

メンタルは無事なんだけどなぁ…。
そこで気になったのが男性更年期障害とAMSスコア。

男性更年期障害の判断に用いられるスコアです。
26点以下:正常
27~36点:軽度
37~49点:中等度
50点以上:重度
とにかく当てはまる箇所が多すぎ。中等度以上は疑いアリですが、私は合計47点にもなりました。
検査を受ける理由は充分。
検査結果は出たものの
尿と血液検査の結果は2週間ほどで解りました。
ですが、結果は異常ナシ。
男性ホルモンの分泌も、通常よりやや少ない程度で基準値。

数字で見る限り、健康だそうです。

そうなると不調の原因は一体…?
対 策
投 薬
医師からは投薬も勧められました。
漢方とグローミンと言う薬です。
漢方は、以前も服用していましたが、あまり効果を感じなかったのでパス。
グローミンは薬局で買えるほどポピュラーで、皮膚に塗るタイプの軟膏。
いずれも効き目はマイルド。即効性も無いそう。
対処療法
対処療法は読んで字のごとく、症状が酷い場合のみ、適切な治療を施すこと(テストステロンの補充など)。
結局、医師の診断は、

「今後も末長く付き合え」って。
なんだかモヤモヤ。
筋トレと食事
運動と食事で、減少した男性ホルモン(テストステロン)が増えることもあります。
その際も激しいワークアウトは必要なく、軽い有酸素運動でOK。
大切なのは運動後のリラックス状態。
テストステロンは脱力した状態で分泌されるからです。
また、食材で積極的に摂りたいのはタマネギ。
含硫化合物がテストステロンの合成を促すと考えられています。
東海大学の西村弘行先生が発見しました。
まずは検査から
男性ホルモンの減少は、老化やストレスが加わり、重篤な症状を引き起こすことも。
特に気分の落ちこみや関節の痛み、睡眠障害などが続く場合は、最寄りの外来で相談することを強く勧めます。
何年もうつに苦しんでいた患者さんに、男性ホルモン、テストステロンを注射する「男性ホルモン補充療法」を行うと、症状が改善するケースは少なくありません。
引用:堀江重郎「ヤル気が出る!最強の男性医療」
くれぐれも一人で悩まず、専門医に相談、早目の対処で、症状の回復が見込めるかもしれません。
特に、こんな愚痴が頻繁に出てしまう方は要注意。
「もう人生後半だから」「もう人生終わってるから」
よく解ります。
よく解るんですが、せっかく元気なれるチャンスがあっても、気づかず手放したら、もったいないじゃないですか。
ホルモンの増加を意識して、後半生こそアクティブに過ごしたいもの。
思ったより長いですよ。人生ってヤツは。