ここが変だよ昭和特撮 ―仮面ライダー 第29話より―

設定はシビアなんだけど、どこか牧歌的でのんびり。

 

昭和特撮には、当時の穏やかな雰囲気が漂い、独特のリズムで展開されます。

 

平成生まれの方が視聴すると、ちょっと物足りないかも。

 

でも、その「ユルさ」が癖になると、やめられないんです。

 

抜け忍
抜け忍

今回は全ライダーの原点「仮面ライダー」から、第29話を取り上げるよ。画像引用は引き続き©東映様です。

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仮面ライダー 第29話「電気怪人クラゲダール」のあらすじ

例によってショッカーは次々と人々を誘拐。

 

目的は、体内に高圧電流を帯びた電気人間の量産。政府の要人を暗殺するためです。

 

そしてその計画の先鋒に選ばれたのが、本日の怪人クラゲダール。

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ここが変だよ「仮面ライダー 第29話」

ここからは「ウソだろ!?」と思わずツッコミたくなるシーンを厳選。古き良き昭和特撮のノリを味わっていただきます。

 

怪人並のタフネスを誇る少年

ポチー!ポチー!

 

冒頭から犬を探す少年。地元の怪しいオッサンが「向こうで見かけた」と言うので、よせば良いのに崖っぷちまでフラフラと探索。

 

抜け忍
抜け忍

行くなよ!絶対行くなよ!

 

お約束とわかりつつも力が入ります。

 

しかし、ここは予定通りダイブ。崖から足を踏み外した少年は、絶命を免れない高さから一直線に落下!

 

なんてこった!冒頭約3分で少年の命は儚く散ってしまうのか!

 

イッテー!

んなアホな。高さ約15mから転落するも、頭をさする程度でほぼ無傷。

 

最早、改造人間並のスーパータフネスを発揮する少年に呆然。

 

この後も、何事もなかったように振る舞います。

 

抜け忍
抜け忍

せめて精密検査くらい受けてよ。

 

男?女?謎性別のクラゲダール

ヒヒヒヒッ!願ってもないお客さんだ!

ショッカーを白日の下にさらそうとする少年に、容赦なく電気を浴びせるクラゲダール。

 

ですが、あることが気になってしょうがありません。

 

俺の電気ショックを受ければ一時間は気が付くまい

 

字面だけでは伝わりませんが、とにかくクラゲダールの声が高い!しかも蜂女以来の女性怪人かと思いきや性別は男。細身で艶っぽくて、どう見ても女子なのですが…困惑の極み。

 

抜け忍
抜け忍

イメージ的にはクロちゃん。下手すりゃ悪ふざけに聞こえます。

 

考えられる理由は一つ。改造手術の際、声帯をやられてしまったのでは?なんせ強力な電流を浴びるので、それが原因で声変わりしたのかも。

  

ライダーにあるまじき言動

出たな!ショッカーの改造人間!

 

一文字隼人!死ね!

 

遂に相まみえる両雄。とは言えクラゲダールさんが相変わらずハイトーンボイスのため、中々緊張感も高まりません。

 

ここで一文字さんも変身。

いつもの2号ライダーになったまでは良かったのですが、この日は、あまり機嫌がよろしくなかったようで。

 

電気クラゲの化け物め!

 

オマエこそ死ねい!

 

まさかの輩感。いや、コワイって。

 

よっぽど体調が悪かったのか、早めに帰宅したかったのか、それともライダーとしての生き様に疲れたのか。理由はわかりません。わかりませんが、もう少し言動はソフトな方がよろしいかと。

 

一方のクラゲダールさん。

 

仮面ライダー!また会おうぜ!

 

決着が付かず、一旦、退却。その去り際の一言。なんとも爽やかでスポーツライク。

 

クラゲダールって、もしかしたら欧州の方?本名はクラゲ・ダールとか。ロアルド・ダールじゃないけど、「ダール」って、わりとヨーロピアンな響き。

 

直属の上司・ゾル大佐が中近東支部の出身だから、クラゲダールも海外から派遣されてきたとか?ぶっちゃけストーリーより気になります。

 

世界よ!これが日本のKAIJINだ!

昭和特撮の怪人には「」があります。

 

例えば、クラゲダールの登場シーン。

たっぷりとシルエットを写しながら接近。

 

障子も楽勝で蹴破れますが、そんな無粋なことはしません。

ビリビリと丁寧に破いてご対面。

 

一見、雑に見えて、自分一人が通過できるだけの破壊にとどめるあたり、育ちの良さを感じます。なんとも奥ゆかしい。

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酒の肴に昭和特撮

お酒は弱いので、実際は熱い緑茶をチビチビすすりながら視聴します。

 

抜け忍
抜け忍

昭和特撮のテンポは、縁側で日向ぼっこしているくらい心地イイ!

 

このあとも、ママさんのエログロシーンで緑茶を吹きこぼしそうになりますが、

そんなところも含めて大好き。

 

今の平成〜令和ライダーもキライじゃありませんが、場面転換の早さや、CGだらけのスピーディーなアクションに疲れてしまうこともしばしば。

 

抜け忍
抜け忍

恐らく3〜5分に一回は、小さな山場や伏線がある印象。視聴者を飽きさせないためだろうけど、ちょっと疲れることも。

 

その点、昭和特撮は安心。伏線も少なめ。ゴールもわかりやすい。それでいて変身ヒーローの醍醐味もしっかり味わえます。

 

さらにツッコミどころも多いので、一粒で二度三度オイシイ。

 

こんなヘンテコな視聴者も居ないだろうけど、こんなヘンテコな視点から見ても楽しめるので、一生好きでいられそう。

 

ワタクシ、とってもシアワセです。