痛いんですよ。足底筋膜炎は。
歩けなくなります。治りも悪い。
だからと言って、家に閉じ籠っても良くはなりません。
回復に向けて努力が必要なワケです。
同じく足裏の痛みで、どうにかなりそうな方に届いて欲しい。
足底筋膜炎とは

足裏の足底腱膜が損傷すると炎症起こします。
それが足底筋膜炎。
損傷と修復を繰り返すと、治りにくい状態へ変化することも。
原因と症状
原因は使い過ぎによるものがほとんど。
(ランニングやジャンプなど)スポーツや立ち仕事で、何度も足裏へ負荷をかけると、かなり危険。
肥満が足の負荷を増やすこともあるので要注意。
・踵の鋭い痛み・踵のピリピリした痛み・土踏まずに沿った鈍痛
例によって私の場合ですが、上記3点の症状に悩まされました。
不意にやって来る鋭い痛みは、歩く気力を奪いますね。
怖くて次の一歩が出せないんです。
何科に行くの?
整形外科で受診してください。
レントゲンを撮ってもらえば骨棘(骨のトゲ)が刺さっているかどうかも確認出来ます。
足底筋膜炎の治し方(私の場合)
ストレッチ
ストレッチは初期の段階で、かなり有効でした。
具体的には、足指全体を反らし、ふくらはぎや脛の筋肉も伸ばして、緊張をほぐします。

足の筋肉は足裏へと繋がっているため、重点的にほぐすことで、かなり症状が軽くなりました。
インソール
足底筋膜炎の最も有効な対策は休息。
ですが、家に閉じ籠って休んでいるワケにはいきません。
誰でも、外出はしますよね。
そんな時、有効なのが靴底のインソール。
症状を抑える効果はありませんが、歩行時の痛みを軽減。
さらに靴下も踵の分厚いものを選んで、二重に対策。
長距離を歩いても、痛みを感じることは少なくなりました。
ちなみに100均のインソール 。

表面と裏面。意外としっかりした作り。

現在は?
私の場合、ちょっと特殊な原因で発症しました。
それはストレス。
一年間、酷い動悸に悩まされたのですが、同時に過度の緊張が筋肉を硬直させました。
筋肉の柔軟性が無くなると、常に関節を引っ張った状態が続き、捻挫や肉離れを繰り返し、日常の歩行も困難に。
足底筋膜炎もストレスの延長で発症したのです。
繰り返しになりますが、脛の筋肉やふくらはぎの筋肉は、アキレス腱や足裏へと繋がっています。
そのため、足の筋肉がこわばると、足裏の腱膜を引っ張り、炎症を引き起こします。
ですから、足の筋肉をほぐすことが、私の場合、かなり有効だったのです。
筋肉が緩むと、少しずつ痛みも和らぎました。
それでも、未だ完治していません。
早めの受診を
ネットの断片的な知識よりも、まずは専門家に見てもらうことが大事。
その上で治療プランを組み立てるべき。
私も診察の過程で、ストレスが原因だったことが解り、具体的な対策を打つことが出来ました。
近頃は、年齢を問わず膝や踵に痛みを抱える方が多いそうです。
一概には言えませんが、私と同じくストレスが原因かも。
それも含めて、何より早く、最寄りの整形外科を受診してくださいね。