本棚を晒す【珍本これくしょん vol.1 「原色魚類検索図鑑」】

しょっぱなから、どんなチョイス?

抜け忍
抜け忍

こっちが聞きたいよ。

しょーもない一人問答は置いといて。

 

この魚類図鑑。カバーを外すといきなり金文字がズバン!

 

株式会社 舟藤」はスポンサーですね。

  

一ページ目から見開きでプッシュ。

 

本来、辞書やら図鑑やらは、国家プロジェクトに相当するくらい壮大な難事業。

そしてそれを成し遂げるには、なにより資金調達が第一。

お金が集まらなければ、完成に漕ぎ着けません。

人件費は特にキモ。

アナログ全開の人海戦術で作業するため、一冊を完成するまで、まとまった金額がどうしても必要。

 

抜け忍
抜け忍

時にはボランティアを募ることも。

 

さらに各界の著名人やらエキスパートやらが集結、みんなの血と汗と涙と執念(と怨念)が込められ、ようやく待望の一冊が日の目を見るわけです。

 

この図鑑にも、そんな編集者たちの苦心がいっぱい。中でも最大の特徴は、魚類を8パターンに分類したこと。

いかに素早く情報へたどり着けるか」を考え抜いた末、8つの型で分けたことが何より革新的。

 

抜け忍
抜け忍

まだGoogleどころかPCすらなかった時代だよ(1963年刊)。

 

中身の挿絵もキレイ。

抜け忍
抜け忍

どんな魚類を掲載するか、どこまで情報を網羅するか、かなり揉めたんだろうなぁ…

 

余計なお世話も想像してしまうワケです。

そんなゴージャスな一冊が、今や古本屋で100円。

時は流れました…。

スポンサーリンク

「原色魚類検索図鑑」のレヴュー

値段 ★★★★★ 100円。普通は買いませんよね。
内容 ★★★☆☆ イラストとして眺めるくらい。
遭遇率 ★★★☆☆ 魚類図鑑自体はよく見かけます。
スキ度 ★★☆☆☆ コレクターズアイテムってほどではないかな。

かさばるわ重いわ古いわで、人気ない古本の、ほぼ一位に君臨する図鑑。

とは言え、(昭和の一時期)図鑑や百科事典のある家にはブルジョワ的な雰囲気がありました。

家計の余裕を巨大な書籍の山でアピールしていたんですね。

Kindle全盛の今では考えれませんが。