本棚を晒す【珍本これくしょん すぺしゃる vol.30 ―こんな珍本もありましたー】

珍本詰め合わせ

あれほど楽しかった古本屋巡りですが、年々その機会は減ってきました。

シンプルに体力的な問題です。

積読も増える一方なので「買うより読まねば」と言った義務感もあったりなかったり。

それでも店頭の100円棚は別。今でも吸い込まれるように立ち寄ってはガツガツと物色。

そんなことを繰り返していると、ヘンテコな本も集まるワケで。

その一部を披露してみるのも面白いかなと。

ちょっと病的かもしれませんが、気にせず読んでやってください。

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エントリーNo.1 松本零士「アニメ画集 銀河鉄道999」

この手のムック本は大体高値なんですが、店頭で投げ売り。しかも50円。

 

抜け忍
抜け忍

はて?まさかの値付けミス?

 

そのワケは手に取って2秒でわかりました。

 

ほぼ全ページに渡って装丁がボロボロ。

 

完全に落丁している箇所も多々あります。既に本の体をなしていません。

 

通常なら見向きもされないでしょうが、私はお構いナシ。なんなら全てのページを外してクリアファイルに収納しても良いくらい。

 

中身の情報量を考慮したら50円は安すぎ。 

多少の欠陥は可愛いモンです。

エントリーNo.2 石ノ森章太郎「仮面ライダーV3」

これでご理解いただけと思いますが、この程度のコンディションも守備範囲なワケです。

 

値段は30円。10円玉3枚の娯楽を見逃すわけにはいきません。

 

1ページ目から日焼けしたセロテープの洗礼。あるあるなので気にしません。

 

むしろ気になったのは、V3の容赦ない仕打ち。

 

ハサミジャガーの腕を引きちぎり、

 

カメバズーカには喉元目がけてパンチをお見舞い。

 

他にも眼球を破壊したり、血肉が飛び散ったり、わりとスプラッタ。もうどちらがヒーローかわかりません。

 

抜け忍
抜け忍

なんならR15でも良いくらい。

 

怪人はひたすら痛そうですが、私のダメージは30円。痛くも痒くもありません。

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エントリーNo.3 岡田義弘「ドラゴンロード」

抜け忍
抜け忍

おわ!ジャッキーだ!

 

入手までの流れは、

カバー表・ジャッキー確認 → カバー裏・値段確認 → 即買い

 

80円の時点で即確保。迷いません。中身もほとんど見ません。多分ショボそう。

 

案の定、内容はペラッペラ。

 

1コマ1コマ画像を区切って、やっす〜〜〜いセリフを貼り付けただけ。

 

ジャッキーファンでも手は出ないでしょう。

 

こんな本、需要あったのかね?…なんて思いきや、シリーズ化していました。

 

ジャッキーの人気だけで成立していたんでしょうね。

エントリーNo.4 「アニメージュの付録」

絶対に伝わらないでしょうけど、この手の豆本を見付けると狂喜乱舞します。

 

抜け忍
抜け忍

かなり以前のフリマで入手。値段は10円。

 

日記 + うんちくで構成されたアニメ雑誌「アニメージュ」の付録です。

 

巻末にはヒットしたアニソンの歌詞や、当時の人気番付を掲載。

  

フリマでも珍しい本を良く見かけたんですが、このご時世で開催はほぼゼロ。寂しいもんです。

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エントリーNo.5 安藤優子「以上、現場からでした」

一見、どこにでもありそうな一冊ですが…

 

ページをめくると某著名人のサインが!

色々とややこしそうなので、見なかったことにしてください。

  

以上、現場からでした。

エントリーNo.6 ジェニファー・ベル「やさしい馬の描き方」

絵描きさんには、長いこと憧れてきました。

 

抜け忍
抜け忍

どう頑張っても、届かない才能だよ。

 

せめて気分だけでも味わいたかったので購入。

 

癒やされますねぇ。絵心ある方が心底羨ましい。こんな才能があれば、一生楽しんで暮らせそう。

 

さらにページをめくるとサプライズが!

 

(恐らく)以前所有していた方のデッサンに遭遇!

 

こんな出会いがあるから、古本集めをやめられません。

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エントリーNo.7 「週刊朝日」

宮崎美子さんの破壊力ハンパない。全人類がひれ伏す100点満点の笑み。タマランです。

 

こんな子が表紙になっていたら、グラビアも期待せずにはいられません。

 

ですが、ページをめくれどもめくれども、お固い記事ばかり。

 

抜け忍
抜け忍

なんで!?水着のページないの!?

 

元からそんな雑誌じゃありません。冷静さを欠いて後悔するパターン。何やってんだか。

エントリーNo.8 「銀河伝承」

もはや古本ですらありません。店頭の片隅に放置されていたゲームソフトですが、100円で冒険。

 

この80’sテイストのイラストに一目惚れしたんです!

 

驚くのはここから。本体を取り出すと、何やら新手のソフトらしきものが!

 

なぬ!?テーマソングを収録したカセットテープだとぉ!

 

小洒落た演出にヤラれました。いわゆるメディアミックスと言うヤツです。オモシロイでしょ?

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珍本これくしょん…それは100円の冒険

古本屋通いを続けていると、なんとなく相場を把握できます。

 

エラー価格で放出されている本も、ひと目でわかるんです。

 

抜け忍
抜け忍

その瞬間、本棚めがけて腕がビュン!

 

無言でキャッチしたあとはドーパミン出まくり。

 

鼻息荒く「誰にも渡すもんか!」と抱えてレジへ向かいますが、そもそも誰も見向きもしない本ばかり。

 

それで良いんです。自己満足で一向に構わない。たった100円で思わぬお宝に出会えたときの感動は、古本コレクターならわかってくれるはず。

 

だから古本市も好き。

都内の某古本市場

みんな脇目も振らずに没頭。あの空気感がたまらない。

 

ここでもブレずに100円棚をチェック。お金はかけません。

 

お金をかければ、簡単に希少本を入手することはできますが、それじゃツマラナイ。

 

やっぱり苦労して苦心して、自分だけのお宝を探したい。

 

結局、幼少期の「宝探しごっこ」を未だにやっているんですね。40過ぎた良い大人が。

 

そして困ったことにそんな自分がキライじゃない。

 

何もかも忘れて本棚を睨みつけているときが一番楽しい。

 

それこそが純度100%の自分。

 

大人になりきれなかった自分。

 

永遠に成人することを拒否した自分…。