本棚を晒す【珍本これくしょん vol.4 「私はこうして英語を学んだ」

出ました。松本道弘大先生。 

なんでしょうね、このラスボス感。

 

抜け忍
抜け忍

若い方は、ほとんど知らないのでは? 

 

松本先生は国産バイリンガルの元祖。海外に行くことなく英語力を高め、大使館で同時通訳をこなすまでになった英語の達人。 

しかし今、著書「私は英語をこうして学んだ」を読み返すと、時代錯誤のクセが強い!

 

抜け忍
抜け忍

コアなファンが多いので慎重に書きますが… 

 

内容はハウツー物と言うより、根性論のゴリ押し。ありえない練習量は当たり前で、自らの英語道場では、軟弱な学習者を容赦なく非難。

 

抜け忍
抜け忍

なんなら「英語やめちまえ」くらいの勢い。 

 

もちろん自分にも厳しい。 

宮本武蔵を師とあおぎ、剣を英語に変え、修行の道を歩みます。 

私のように迷いの多い人間には、「我、事に於いて後悔せず」と喝破できる武蔵の強さが必要であった。

引用:松本道弘「私はこうして英語を学んだ」

一事が万事この調子。彼にとって英語学習は真剣勝負そのもの。

 

挙げ句、対戦相手を求め続け、遂には英語界の重鎮・松本亨博士の元へ。

私がまだ初段と二段の中間のころ、未熟を顧みず、かつて英語界を風靡した松本亨博士に「英語で挑戦したい」といって挑戦状を出したことがあった。

引用:松本道弘「私はこうして英語を学んだ」

勝負の行方は train と develop の細かいニュアンスの差で松本博士の勝利。

 

抜け忍
抜け忍

どゆこと?もうマンガやん。 

 

他にも、 

・年間100冊の洋書読破 
・1分間に300~400語の速読 
・「TIME」を隅から隅まで読み尽くす 

など、超人的な努力を読者にまで要求(絶対無理)。軍隊レベルのトレーニングでふるいにかけます。

拷問並のトレーニングが満載
引用:松本道弘「私はこうして英語を学んだ」

読み終わるころには肩こり必至。

色々とついていけません。

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「私はこうして英語を学んだ」のレビュー 

値段 ★★★★★ 100円。この値段じゃないと買いません。
内容 ★★☆☆☆ 一周まわってギャグ。 
遭遇率 ★☆☆☆☆ 旧版の遭遇率は、ほぼゼロ。
スキ度 ★☆☆☆☆ 信者さん or ドMさん向け。

ときには居合い抜きヒアリング修得法というものを編み出した。それは真向から歩きながら迫ってくる複数の外人を敵とみなし、すれちがう一瞬、流れてきた英語(剣)をいかに受けとめるかという訓練法である。 

引用:松本道弘「私はこうして英語を学んだ」

 

すれ違う外国人を敵とみなすことは、まずありません。

 

抜け忍
抜け忍

ホラ、超越している方って変態的な努力を平然とやってのけるから…。

 

その一点だけは認めます。

それ以外は、ところどころ男尊女卑を匂わせる箇所もあってアウト。

なんなら禁書扱いでも良いくらい。

ギリギリ話のネタにはなるんですけどね。 

冗談が通じなそうな松本先生
引用:松本道弘「私はこうして英語を学んだ」