機能性胃腸障害も、ほとんどの方が初耳だと思います。
ちなみに逆流性食道炎とは別物。
私もはじめは、ン???でした。
心当たりある方はご一読を。そして早目の対策を。
症 状
私はストレスが胃に直結するタイプで、これまで二回、胃潰瘍を患っていました。
胃潰瘍も充分ツラくて、痛みで体が「くの字」に折れ曲がってしまうほど。

アレ、またかな?
当時も似たような痛みが続いたので早目に内科を受診、胃カメラまで飲んだのですが異常ナシ。

胃潰瘍じゃない???
しかし痛みは治まらず、いつも強めにみぞおちを押されているような感覚。
そこで医者からはじめて耳にしたのが「機能性胃腸障害」。
私が経過した症状は3つ。
・胃もたれ(膨満感)・喉のつまり(嚥下障害)・食後の痛み
胃もたれはしょっちゅうで、いつもパンパンに張っているカンジ。
喉の詰まりもイヤでしたね。あめ玉がつかえて取れない感覚です。
そして何が一番辛いって食後の痛み。
もうね、猛烈に痛むんです。酷い時は食後3日ほどキリキリと痛みが続きます。
食事も苦痛になって、体重もみるみる低下。
身長168cm・58kgから→44kgまで落ちました。
脂肪も筋肉もゴッソリ落ちて、フラフラ。
階段とかコワかったですよ。貧血で踏み外しそうになって。

栄養補給出来ない事がこんなに辛いなんて。
そんな状態が一年近く続きました。
対 策(薬と食事について)
この症状もストレスが引き金ですが、そのストレスを軽減しても中々回復せず、焦りました。
機能性胃腸障害は胃の活動が極端に落ち込む症状で、イメージとして普通の方が100としたら30~50程度しか機能しません。
主な対策も薬の服用のみ。
当時服用していたのは、タケプロン(胃酸を抑える)とガスモチン(胃の動きを活発にする)。

対処療法なので、飲まないよりはマシ程度です。
何より食事が減り、体調不良になりがちだったので、少量でも栄養価が高いモノを摂取していました。

クスリ以上に気を付けたよ。
特に山芋と卵のコンビネーション。唯一胃もたれせず、そこそこ栄養も確保できたからです。
プリンも比較的カロリーを稼げたので食べていました。あとはビタミン剤。
油モノはほぼNG。根菜類なども一切ダメ。100%苦しみました。
この症状を患った方は、むしろ食事に気を使った方がイイかもしれません。
・ストレスから距離をおく・栄養価の高いモノを摂取・時間の経過をゆっくり待つ
食後に痛みを感じると、食べることも苦痛になってくるので、胃腸に合ったモノを見付けることがホントに大事。
あとはゆっくりのんびり。きっと良くなりますよ。
良くなった人間がこうして記事にしているのだから。
くれぐれもお大事に。