季節の変わり目が苦手なんです。
その度に猛烈なくしゃみが止まらなくて。
もちろん注意はしてますが、それでも間に合わず、さらに鼻水と頭痛のバッドコンボ。
翌日まで倦怠感も続いて、ダルいったらない。
原因は寒暖差アレルギー。近頃、耳にする機会も増えました。
該当する方はお早めに対策を。記事を読んだら高速で動いてくださいね。
寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)とは?
鼻がムズムズしたり、くしゃみや鼻づまり、サラサラした水っぽい鼻水が出るなど、アレルギー性鼻炎に似たもの。医学的には血管運動性鼻炎と呼びます。特定のアレルゲンが原因でもなく、熱もなく、風邪を引いたわけでもないのに自律神経の動きがアンバランスになることが原因とされています(池袋大谷クリニック院長・大谷医師)。
引用:クロワッサン2019.11.10「冬の症状」対策
全く同じ症状があるので、耳鼻科でアレルギーテストをしてもらったのですが花粉は陰性。
しかし季節の変わり目に冷気を吸い込むとスイッチオン。
あとは止まらないくしゃみと滝のような鼻水。
そこで医師から告げられたのは、やはり血管運動性鼻炎。俗に言う寒暖差アレルギーです。
寒暖差アレルギーの辛い症状
とにかくくしゃみがシンドイ。それに伴う症状は3つ。
これが全然バカに出来ません。
くしゃみ一回の消費カロリーはたった4kcalですが、それが数時間続けばちょっとした運動と同じ(ジョギング30分~1時間に相当)。

だるいワケだわ。
くしゃみが腰にかかる負担も危険。とくに腰痛やヘルニア持ちの方は悪化させないように。

…悪化させました。鋭い痛みに何度泣いたことか!
そこに頭痛と倦怠感が加わればパフォーマンスはガタ落ち。ヒドいもんです。
寒暖差アレルギーのくしゃみ対策
残念ながら、対策はほぼありません。
花粉やハウスダストのようにアレルゲンを特定出来れば回避出来ますが、寒暖差アレルギーはTPOを選びません。逃れるのは至難の業。
気温が3℃下がるとぜんそくが悪化し、7℃下がるとアレルギー性鼻炎に似た症状がでる血管運動性鼻炎(寒暖差アレルギー)になりやすく、10℃下がると血圧が急上昇すると言われています(池袋大谷クリニック院長・大谷医師)。
引用:クロワッサン2019.11.10「冬の症状」対策
自律神経が対応出来る寒暖差は7℃くらいまで。
それを踏まえて取るべき手段は2つ。
7℃程度の温度差はどこでも発生するので、(かかってしまうことを前提に)症状を悪化させないことが最も現実的。
少しでもぐずついたら、マスクで冷気をシャットアウト、あとは抗ヒスタミン薬を飲む。
これがベスト。
私は(旅先など)ちょっとした環境の変化でもスイッチが入るため、市販薬が手放せません。

怪しい情報はスルー
寒暖差アレルギー対策に、未だ怪しい食品やサプリを勧める方を見かけます。もちろん全部ウソ。
基本的に体質なので治りません。付き合っていくしかないのです。
医学的な根拠や科学的な裏付けのない情報は全部スルーでOK。
大袈裟な広告や見出しに惑わされないでくださいね。

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