始まりは後頭部のジワっとした違和感。
それが運動中、少しずつ頭痛に変わり、広がって行くんです。
後頭部→こめかみ→額へと。
結局、我慢して筋トレを続けると、その日一日中、締め付けるような痛みに悩まされ、困り果てました。
現在は症状も落ち着き、軽い運動が出来るまでに回復。
幾つか試したことが上手くいったようです。
・筋トレ中に頭が痛くなる
・筋トレ後も頭が痛くなる
診断:筋緊張性頭痛(緊張型頭痛)
こうなったらプロに相談するのが一番。
早速、整形外科を受診、見出しの通り「筋緊張性頭痛」と診断されました。
筋緊張性頭痛は、長時間同じ姿勢をキープしたり、過度のストレスによる筋肉の硬直等で発症します。

特に首や肩周りの筋肉が固まると、痛みを感じる神経が刺激され、頭痛になるよ。
スマホやPCの長時間閲覧、デスクワークなども、首の筋肉をガチガチに固めてしまう恐れが。意識して避けましょう。
特にストレートネックの方は要注意。

ちなみに私のレントゲン。見事にまっすぐ。頭の重さがモロに首や肩への負担に。

ガッカリ↓↓↓
対 策
当時は筋肉を落としたくないあまり、無理して筋トレを続けたんですが、良くないに決まってます。
医師のアドバイスを思いっきりスルー、凝り固まった筋肉を刺激することで、痛みが増幅。
遂には日常でも若干の吐き気を感じ運動を中断、暫く様子を見ることに。
この時必要だったことは筋肉を刺激することではなく筋肉をゆるめること。
試したことは以下の3つ。
電気治療

電気治療はピンポイントで痛む筋肉をほぐして症状の改善を試みるもの。
通院していた整形外科で試したのですが、コレ、意外と効きます。
電流の強度は調節可(中程度充分)。筋肉の深部まで届いてグリグリ刺激。
週3くらいの頻度で通ってました。
交代浴
暖かい湯船に入ると、体温を外に逃がすため血管が拡張。
その後、冷水シャワーを浴びるとカラダから熱を逃がさないため、今度は血管が収縮。
温水→冷水シャワーの繰り返しで、ポンプ作用を促し、全身の血流を改善するのが狙い。
なぜか腰痛も改善して嬉しいサプライズ。
枕を変える

実は一番効果がありました。
もっと言えば、枕が合わなかったことが今回の痛みの原因だったようです。
枕が合わずに不自然な姿勢で寝続ければ、首や肩への悪影響は避けられません。
すぐさま新品を購入、さらに枕の下にシーツをひくなど、高さを微調整しながら睡眠。
2~3週間後、少しずつ筋肉の痛みが和らぎ、軽い運動もこなせるようになりました。
安静第一
後頭部の痛みは筋トレに限らず、日常でも発症するそう。
先ほども触れたようにデスクワークなどが、その典型。
長時間同じ姿勢をキープすることが筋肉の負担になり、筋緊張性頭痛の引き金になります。
筋トレも同様。
痛みを感じたら、筋肉へ負荷をかけることは絶対に辞めてください。
優先順位は、
・筋肉をゆるめること
・ゆっくり休んで回復に努めること
くれぐれも焦らずに。
じっくり生活習慣を見直してくださいね。